こちらの記事ではCBT試験の仕様について詳しくお話しします。
CBTについては以下の記事に書いてありますのでまずは下のリンクよりご覧下さい。
CBTについてご理解いただけましたでしょうか。
前回のCBT関連の記事では
〈歯学部CBT学修目標・出題要項〉どんな問題がでるの?出題範囲は?学習すべき内容は?モデル・コア・カリキュラムをご存知ですか?
と題して学修目標、出題要項についてお話ししました。
こちらの記事ではCBT試験の仕様について詳しくお話ししていきます。
CBT試験の仕様
人により問題が違うって本当?
CBTではなんと人によって問題がちがいます!!!
え。。。と驚かれた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
なぜ違うのか、どのように違うのか詳しくお話しいたします。
CBTではプールされた問題から個人個人に別のセットの 試験問題が用意されます。
一律の試験ではありません。
よって内容は一人一人違います。
プール問題について
次に問題のプールについて。
過去の先輩方が解いたデータより得点率、難易度が分析され問題がプールされています。問題はプールより出題され人により違います。
問題の難易度
最後に難易度についてお話しします。
受験生毎に異なる出題セット間の難易度を調整するために受験生の能力評価・IRT標準スコアというシステムが用いられています。
このシステムにより難易度の等質化が行われているのです。
IRT標準スコアと言われてもピンとこないと思いますのでわかりやすく説明します。
実際試験は6ブロックありますがブロックにより体感として難しいブロック、簡単なブロックが存在します。
6ブロック全てを通して難易度が同じになるよう調整するシステム。それがIRT標準スコアです。
イメージしていただけましたでしょうか?
試験の6ブロックの出題数、試験時間、出題形式につきましては以下の記事をご覧ください。
まとめると…
試験内容は一人一人違う
問題はプールより出題される
難易度は同じになるようなシステムが導入されている
以上となります!
問題作成は各大学に依頼され毎年新規作成問題というものが紛れています。新規作成問題については以下の記事をご覧ください!
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