OSCEとは何かみなさんご存知ですか?
こちらの記事ではOSCEについてお話しします。
CBTについては次の記事をご覧ください
CBTについてご理解いただけましたでしょうか?
病院実習を行う前に行う試験にはCBTだけではなくOSCEという試験があります。
OSCE
まず読み方から説明します!
OSCEと書いて「オスキー」と読みます。
CBTとOSCE
資格のない学生が患者さんの協力を得て臨床実習に参加するためには、学生の能力と適性を事前に評価することが求められます。
知識・問題解決能力を評価する試験がCBT・シービーティーに対し態度・診察技能を評価するOSCE・オスキーとなります。
座学の試験CBTと実技の試験OSCEがあるとご理解ください。
OSCEとはなんの略?
OSCEとはなんの略か皆様ご存知でしょうか。
Objective Structured Clinical Examination
の略語がOSCE・オスキーです。
日本語に訳すと…
日本語に訳せば客観的臨床能力試験となります。
OSCEでは評価者として他大学の先生方や大学の先生方がいらっしゃいます。
令和元年の出題要項によれば課題は全29課題あり、出題課題数はそのうち6課題。29課題に一度目を通してみてください。
共用試験歯学系OSCE 課題一覧
1.初診面接
1-1 初診患者の医療面接(急性症状)
1-2 初診患者の医療面接(慢性症状)
2.基本的診察および検査能力
2-1 口腔内状態の記録
2-2 バイタルサイン
2-3 頭頸部(顎・顔面・頸部)の診察
3.基本的技能
3-1 浸潤麻酔
3-2 手洗いと滅菌グローブ装着 3-3 ラバーダム防湿
3-4 概形印象採得
3-5 心肺蘇生
4.説明・指導
4-1 歯周病の病状の説明
4-2 ブラッシング指導
4-3 欠損補綴の治療方針の説明
4-4 保護者へのブラッシング指導
4-5 保隙装置の説明
4-6 矯正装置の説明
4-7 エックス線撮影の説明
5.基本的臨床技能
5-1 レジン充填
5-2 根管治療
5-3 支台歯形成
5-4 テンポラリークラウンの作製 5-5 普通抜歯
5-6 フッ化物塗布
5-7 予防填塞
5-8 縫合
5-9 スケーリング・ルートプレーニング
5-10 修復用隔壁の装着
5-11 う蝕象牙質の除去
5-12 レストシートの形成
いかがでしょうか。
本番はこのうち6課題が出題されます。
当日までどの課題が出題されるかはわかりません!
課題のイメージがつかず不安に思われた方もいらっしゃるかと思いますがこれから掲載する記事で一つ一つ丁寧に説明いたしますのでご安心ください。
試験時間や全29課題についてまとめた記事は以下のリンクよりご確認ください!