こんちには。秋は栗が美味しい季節。
気候はすっかり冬のようですが、栗きんとん、栗アイス、栗おこわ。栗の美味しさに気づいてしまいました。
みなさんはどの季節がお好きですか?
私が最も好きな季節は夏ですが、さつま芋や栗の美味しい秋も捨てがたい。
さて、本日の本題は新しいホワイトニング。以前ホワイトニングについて多少言及しました。歯が黄ばむ理由や歯を白く保つ方法についてもご紹介しておりますのでぜひご確認ください。
ホワイトニング
今までのホワイトニング
今までのホワイトニングの主流は簡単に言えば薬剤を用いて歯を漂白するようなものでした。しかし、歯を漂白する際粘膜に近接していますし、歯は高組織とはいえ繊細な組織。侵襲を伴う処置です。神経が死んでしまっていて(失活歯)色が悪い歯などにとっては必要な処置かもしれませんが、健康な歯にとっては決しておすすめできる処置ではないと考えます。歯磨きを毎日しっかり行い、定期的に歯科医院でクリーニング/PMTCを行う。その方がずっと歯に侵襲なく美しく白い歯を保てるでしょう。
新しいホワイトニング
近ごろ今までのホワイトニングとは全く違う方法のホワイトニングが登場しています。
その方法は歯の表面にハイドロキシアパタイトを定着させます。
歯や骨の主成分
化学式:Ca5(PO4)3(OH)
リン酸カルシウムの一種
ハイドロキシアパタイトを表層に定着させ美しくする。歯の成分で歯を覆うわけですからこれが理想通りできればホワイトニングが体に侵襲がほとんどなく、非常にいいものになるのかもしれません。
最後に
今回の主題は自分の中で答えの出ていない新しい情報についてでした。
今回ご紹介した新しいホワイトニングについて。果たして均一に定着するのか、そもそも元の色との調和ができるのか。まだまだ肯定するには判断材料が足りない状況です。おそらく新しい方法で大学の授業でも触れられてこなかった方法です。今後確かな情報とともに良し悪しの判断がつきましたら歯学部生blogを通して発信しようと考えておりますのでお楽しみに。