こんにちは。今日は勉強法について。
みなさんは物事をどう捉えていますか?
様々な記憶を想起するときに頭には何が浮かぶでしょうか?
文字ですか?映像ですか?それとも音ですか?
実は人により方法は様々なのです。今日はそんな違いを特徴づけ、対別してくれる認知特性についてお話しします。
Part1ではまず概要をお話しします。Part2では私自身の話を交え具体的に内容を掘り下げ、Part3ではそれぞれの特性に合った職業や勉強法をご紹介いたします。
Part1 認知特性とは
認知特性とは、目で見る耳で聞くなどの五感を中心とした感覚器から入ってきた様々な 情報を脳の中で「整理」「記憶」「理解」する能力のことを指します。
その特徴は大きく3種類、さらにそれぞれが2種類ずつ。計6種類に分けることができます。Part1では6種類をご紹介します。
ご自身がどのような認知特性をもっているか?
照らし合わせてみてください。ただし6種類のうちどれか一つに当てはまるというよりか優位である特性がいくつかあるイメージです。バランスがいい方もいれば、得手不得手がはっきりとしている方もいます。
では一つ一つみてみましょう。
認知特性3タイプ
- 「視覚優位」
- 「言語優位」
- 「聴覚優位」
「視覚優位」
- 写真タイプ
- 映像タイプ
「見た情報」を処理するのが得意
感覚的思考
右脳優位
写真タイプ
物事を全て2次元的に把握。写真のシャッターをきるかのごとく記憶します。記憶に自分がいないのも特徴。なぜなら鏡などがない限り、自分で自分は見えないですからね。
映像タイプ
物事を3次元的に把握。物事を捉えるとき、考えるとき脳内では動画が流れます。自分の見た風景を、順序よく時間を追うように説明できるのが特徴です。また、ひとの顔を覚えるのが非常に得意なのもこのタイプ。
「言語優位」
- 言語映像タイプ
- 言語抽象タイプ
「読んだ情報」を処理するのが得意
論理的思考
文字を「見て」理解する
言語映像タイプ
イメージを言葉に、言葉を映像に、行き来が得意なタイプ。右脳と左脳のバランスがいいともいえます。
言語抽象タイプ
難しい文章をすんなり理解するタイプ。ノートを取るのが得意。記憶をするときは文字で覚えます。
「聴覚優位」
- 言語思考タイプ
- 音色タイプ
「聞いた情報」を処理するのが得意
絶対音感の持ち主
物事を「聞いて」理解する
言語思考タイプ
聞いたことを覚えるタイプ。授業で聞いたことを一言一句覚えている。そんな人はこの特性が強いでしょう。覚える時はもっぱら音読。聞いた音を覚えます。
音色タイプ
絶対音感の持ち主。音色で覚えます。音が色で見えるのもこのタイプ。音楽家に多い。英語の発音などがいいのも特徴です。
最後に
認知特性6タイプをご紹介しましたがいかがだったでしょうか。ご自身に当てはまる特徴はみつかりましたか。
Part2では私自身の話を交え具体的に掘り下げ、Part3ではそれぞれの特性に合った職業や勉強法をご紹介する予定です。
自分を知ることで自らが効率の良い勉強法を根拠をもって理解することができました。そのお話しもPart2でしようと思います。
お楽しみに。