歯学部あるある

〈歯学部あるある〉歯学部における運命共同体の存在? 沢山の実習を通して芽生える仲間意識

歯学部あるある第二弾!

連番についてお話しします。

歯学部における連番

連番とは

まずこのお話しからすべきでしょう。

連番とは出席番号で隣の人を指します。

ex.出席番号30番の人

連番は29番と31番の人です。

歯学部における連番は運命共同体

出席番号が隣だとどうなるんだ?

大学なのだから出席番号など関係ないのでは?

とお思いになる方も多いのではないでしょうか。関係大有りです!

歯学部における連番は大変重要な意味を持ちます!!

運命共同体。

この言葉がぴったりではないかと思うほど、大切な存在です。

なぜ運命共同体?

では、なぜ運命共同体とまでいえるのかお話しいたしましょう。

歯学部は実習が多い!その点で医学部と大きく異なり、連番の意味合いが違ってくる所以ではないでしょうか。

実習は学年全体で一斉に行います。

国立であれば約50人、私立は約100人が一斉に同じ課題に取り組みます。

その際実習は毎度出席番号順で行われます。もちろん多少ランダムになる場合もありますがほとんどが出席番号順と言及して間違いはないでしょう。

6年間の生活で2から4年生の実習の時間のほとんどをともにする。

大学生活の苦楽を共にする友。

もはや戦友。

それが連番なのです。

重要性をなんとなくでもご理解いただけましたか。

実習では相互実習も沢山あります。

ですからお互いのお口の中もよく知っている。

そんな連番あるあるについてこちらの記事でお話しできたらな!と考えております。

歯学部連番あるある

挙げればキリがありませんがここでは3つの例をご紹介いたします。

お互いの口の中を把握している

様々な実習を通し相互実習を行うことで連番のお口の中を把握します。

これは意図的でもなく、もはや歯学部のみなさんなら「うんうん。」と頷いていただけることではないでしょうか?

「何番抜歯していたよね?」

(連番の抜いている歯がわかる)

「噛む力が強いからすごく咬耗しているよね!」

(歯のすり減り(=咬耗)具合すらわかる)

8番について。「~さんはどこどこはあって、どこどこはもともとないよね!」

(個々人によって違うはずの親知らず(=智歯、8番)の有無、状態すら把握)

一般の方にも分かりやすいよう(カッコ内)に説明を補足いたしました。

ここまで自然と、無意識でも把握してしまうほどに歯学部では沢山の実習を行います。

口を開くのに抵抗がない

歯学部生以外とお話しするととてもお口を開くことに抵抗があるんだなということを感じます。

口を開くというのは動物としては降伏を示すそうです。誰にでも許すことができる行為ではないですよね!

もはやこれは職業病にも近いのかもしれませんが、歯学部のみなさんは口を見せること、見ることに抵抗が少ないのではないでしょうか。

実際、最初は抵抗があってもだんだんと抵抗がなくなるものです。

なかなか人に口の中を見せる機会など本来はないはずですから面白いですよね。

とくに連番同士では何度も実習を重ねていますからとくにお口の中を見せることに抵抗がないのではないでしょうか。

こんな話も連番あるあるですね!

実力を把握しがち

出席番号が隣同士になった瞬間から連番は運命共同体。実習は嫌でも一緒です。

実習で作品を作る過程、完成品を隣で何年もみるため。だいたいの実力を把握します。器用か不器用か。作業のスピードももちろん把握。

苦手なことはときには声を掛け合いお互いを助けます。

以上連番あるあるの例を3つほど挙げてみましたがいかがだったでしょうか?

歯学部のみなさんのあるあるコメントもおまちしております!

最後に

性格が合う合わないはもちろんありますが、沢山の時間を共にしときには1日中隣同士で実習する。

そんな時間を通して仲間意識がとても芽生える間柄。それが連番だとAce♠︎は考えます。

同職の仲間の中でもとくに特別な存在。歯学部のみなさんはそんな特別なご縁を大切にしてくださいね!

これから歯学部に入学されるみなさんもいつか出会う連番を楽しみに。勉強に励んでください。

この記事を通してまた少しでも歯学部について知っていただけましたら幸いです!

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